【黄河源流S#029】40万円のお馬ちゃんと大草原にて-走行距離68km
2011年07月07日 青海省 /
夜は心は温かいままに寝たものの、やはり明け方には0℃まで冷え込んだ。
たまらずに5時に起きてコーヒーを沸かして温まっていた。
夜明けのコーヒーは馬の嘶きの中で・・・。
隣で寝ていたお馬ちゃんと♪ 馬・・・照れてます。
あ、因みにこのお馬ちゃんは3万元(日本円で約40万円だそうです)
出発前に朝ごはんをご馳走になりました。
外気温と部屋の中の温度差でレンズが曇ってしまい・・・幻想的な写真となりましたが、
本当に幻想的とも言える、暖かいひと時でした。
食べているのは、お茶に牛乳を入れ、そこに小麦粉を放り込んだもの。
味付けはしないけれど、特別美味しく感じるのは・・・・。
それにしても可愛い兄弟でした。因みにこの両親は働きに出ていて、年に数回会いに来るそうです。
こうした生活スタイルは中国では全く普通です。最初中国に来た時には衝撃的でしたがこれが標準。
最後に見送ってくれたお兄さん。 ダライ・ラマについて勉強しておきますね!
で、2時間かけて上り着いた峠。山肌に絹の生地で描かれたモニュメント。
坂を上ってきたばかりで暑かったのですが、気温は6℃。
峠を越えても下りは僅かに1~2kmです。とにかく上りつづけています。
峠を越えたところにいた「鷲」・・・? 勿論野生です。
これは飛び立つ瞬間です。羽を広げると2m以上あります。
怖くて近づけません。超望遠(720mm)で撮影。
とっても小さい村にいた、ちびっ子達。人口100人程度の村の3割は子供たち・・・。
素晴らしき中国!
自転車だからこそ見る事の出来る小動物たち。
車の旅では決して見ることはないでしょうね。
「なきうさぎ」かと思うのですが、近くの遊牧民曰く「ネズミ」だと・・・。
どちらにしても・・・かぁいい!
WindowsXPデスクトップの写真はきっとこの辺だと思った。
(絶対に違うと思って調べてみたら・・・やはり、カルフォルニア州のソノマバレーでした)
あまりにも美しくてついつい早めにテントサイトを設営♪
ベルベットの様な丘と小川、羊に牛に馬に鳥。
あぁ・・・それにしても何故ここで携帯が通じる!?^^
ここから先はこの旅の中でも最も標高が高いと思われる4500m地帯。
因みにテントサイトは4200mあたり。
この夜気温は氷点下まで下がり、再び高原病に・・・・。苦しいのなんのって・・・。
苦しさの余り夜中に起きて外に出ようと思ったら、目の前(僅か50cm先)に牛が20頭ほど寝てました。
テントも凍っていましたが、彼らの毛も同じく凍っていました。